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働く者の被曝は座視できない ~『VOICE UP!』第4号1面記事

ビラ『VOICE UP!』の第4号を発行しました。一面に掲載した記事をまずUPします。二面記事は明日に。
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福島第一原発の事故現場で懸命の復旧作業にあたっている人たちに限度量を超す被曝が続出していることには誰もが心を痛めていると思います。朝日新聞10/12朝刊によれば、緊急時の被曝線量限度100ミリシーベルトを超えた作業員は9月末現在で162人に達しているとのことです(平常時なら最も高くても年20ミリシーベルト以下)。東電の正社員ばかりではなく、むしろその多くは「協力会社」と呼ばれる下請け企業の期間雇用社員。そのため使い捨てされるように辞めたあと連絡がとれず、被曝線量が測れていない人が10月末時点で6人います。

 郵便労働者も被曝している

 私たち郵便労働者にとっても他人事ではありません。福島県飯館村では3月23日の業務再開から丸々一ヶ月間、外務員は毎時50マイクロシーベルト超を計測することもあった中で雨の日も土埃舞う風の日も郵便を配っていたと聞きます。4月23日に「計画的避難区域」に指定され、飯館郵便局も現在は業務を行っていません。しかし今日でも福島では第一原発20キロ圏外のいたるところで毎時2マイクロシーベルトという非常に高い放射線が計測されていますが、これら地域の郵便局、郵便事業会社各支店は通常通り営業しているようです。
 配達に携わる外務労働者の被曝が心配です。雨の日も埃の舞う日もあるうえ郵便ポストの周辺は線量が高い。放射性物質が滞留しやすい側溝などが近くにあることが多いからです。
 外務労働者は「自分はどれくらい被曝しただろうか?」と不安を持ちながら毎日の勤務に就いているのではないでしょうか。

  JP労組の対応は

 10月13~14日に開催された我がJP労組第8回中央委員会での質疑で原発事故の問題が論議されたのを『JP労組新聞』11/07発行号の記事で知りました。しかし、企画局長から表明された本部見解には、エネルギー政策について検討や対応とはありますが、労働者の被曝問題についてどう考えているのか、記事を読む限りではわかりません。
 放射線量の高い地域で勤務している外務労働者の被曝検査は行われているのでしょうか? 労働者の被曝・健康問題についてJP労組はどう取り組もうとしているのか。
被曝検査が行われているのならいいけれど、そうでないなら、行うよう労組から会社に要求するべきです。
 さらに、ことは放射能被曝の問題だけではないと思います。たとえば今、私たちの職場では、連続深夜勤の間に超勤がかけられることがあります。その日の夜また出勤するというのに、朝、残業しろというのです。働く者の健康や安全は配慮されているのでしょうか。しかもこれが主に非正規雇用の人にかけられているのは、原発事故現場で期間雇用の人たちが充分な健康管理がなされないまま働かされているのと同じではないのか。
 JP労組新東京支部が「脱・原発」を趣旨とした署名活動に取り組んだのは大事なことであり、私たちももちろん一筆寄せました。その上で、被曝から労働者を守るため具体的に取り組むよう、安全と健康のため闘うよう現場から声をあげていきたい。
(S・H)

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by voice-up | 2011-12-04 15:48 | VOICE UP ! 一覧
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